山って誰のもの?
山友に
「最近、週末の日の出時間帯は3密よ」
と教えてもらった。
アクセスよく2時間程登れば絶景が見れるのだから混むのも仕方ないのは解っているが自分は行かなくなった。
理由は単純「ゆっくり静かに景色を楽しむ事が出来なくなった」からである。
犬を連れて来ようが、ホラ貝を吹こうが、ひたすらペチャクチャ喋ろうが、一人勝ってに動画を撮ってブツブツ喋ろうが、その方達の自由であって、静かにコーヒー飲んでボーッと景色を見ていたい自分の「お気に入り」が一つ減っただけの話である。
それぞれ「自分の好きな場所」で「好きな事」をしているだけであって、今の所「問題」にはなっていないが、役所に「苦情」というかたちで「問題」になる可能性は十分にあると思う。
昔アルプスで「問題」になっていたのは「煙草」である。
方や「大自然の美味しい空気」を吸いに登り、方や「大自然で美味しい一服」である。
これは完全に自分の「偏見」だが「煙草を吸う日本人」は周りに迷惑をかけている自覚が足らない気がする。逆に外人(西洋系)は「こっちが風上だから場所変わって欲しい」とか、誰から言われずも「その場の風下」にいって吐く時は顔を後ろや横にする人が多かった。
個人所有の山であれ「入山禁止」と張られたロープを切って景色を楽しむのが「人間」なので、真面目にやるより少し弾けた方がいいのかな?とも思うが、そんな人達もしばらくすれば、年齢や事情等で来なくなる。
で「新しい人達」がやってくる。これを何度繰り返しても山は文句も言わず待ってくれている。そして「今日も来たよ、よろしくね!」という人に「ワーーーッ!今日もいいね~!」と感動という御褒美」をくれる。
誰のものでもない。山はいつでも待ってくれている。
保全活動の皆様「ありがとうございます!」