スポーツ 素質と熱意
自分が子供の頃は「遊び」のベースに「走る」があった。とにかく走ってた 笑
当然「トレーニング」としての「意識」は無い。
ある時、親戚のお兄さんが「鉄ゲタ」をくれた。ホイールではなく本当の鉄ゲタ 笑
それを引きずりながら歩いていると脱いだ時「足に羽が生える」感覚があった。
この時が俺の「トレーニング」の始まりだったと思う。単純に「飛ぶ様に走れる」のが楽しかった。
左足が沈む前に右足を出し、その右足が沈む前に左足を出せば水の上を走れるそうだ 笑
当時、運動能力の高い子は「野球」か「サッカー」の2択だった。少しワクワクしながら「野球」の扉を開く・・・「何だこの上下関係は・・・」先輩しかり、監督しかり・・・一日中「早く帰りたい」と思っていた。
周りのチーム、監督からも注目される程度の選手にはなったが本人は「やる気が無い」ので成長も大した事はなかった。「スポーツなんてやるもんか・・・」
トライアスロンが流行り始める。
「これは面白そうだ!」入門用のロードを買い見よう見まねでレースへ。
まともにクロールが出来ない、持久走は真ん中位だったので勝負にならない事は解っていた。
案の定、水泳で最下位グループ。「予想通り」にバイクへ。
「???」前走者が「遅すぎる」。抜いても抜いても前走者は「遅い」
何十、何百人と抜く。
いつしか順位はトップから数える位になりランへ。
「何だこの体の重さは・・・」まともに走れない・・・
バイクで抜いた選手に次々に抜かれ結果は散々。
解ってはいたが、各パートへの自分の「素質」を身思って体感した。
競技としては「自転車一本!」
そこそこ自信があったので結果も出る。そしてトップクラスで走るように・・・
「中学生位だよな?」招待選手のロシア?の子?達。高校生にはとても見えない。
「・・・マジか・・・」
レースは終始その子?達の「鬼引き」
周りの大人達がヘロヘロの中、彼らはゴール後もキャッキャッと遊んでいた。
「おっ!買ったんだロード」「はい!よろしくお願いします!」
「・・・マジか・・・」
ロードデビューの「元駅伝選手」に峠で千切られる・・・
レース中、ブーニョの「お尻」を見ながら(笑)一緒に走ってはいるけど次元がまったく違う事を再確認していた。
「熱意が無くなった」
ロード選手に多いのが「競技」として見切りをつけるとサッパリ走らなくなり・・・太る 笑
ダイヤのエース(漫画、アニメ)を見て「熱く」なる 笑
暇さえあれば、バッティング、ピッチング練習をし、いつしかリーグの「ホームラン王」に。
監督にもなり、最後のバッターを「チェンジアップ!」で三振に取った時に「俺の野球」が完結した気がした。
「この瞬間の為に頑張ったんだな・・・」
黒子のバスケ(漫画、アニメ)を見て「熱く」なる 笑
ドリブル 「・・・出来ん・・・」
ボール回し 「・・・出来ん・・・」
スリーポイント 「・・・入らん・・・」
諦めるのに時間は掛からなかった 笑
オグシオ(バドミントン)見て「熱く」なる 笑
「本当に初心者ですか?」
バドミントン教室で講師に言われた。
「教える事ないので上級者クラスに行ってください」
「・・・」
案の定「相手にならない」
「初心者の相手は嫌!」って上級者の顔には書いてある 笑
うすうす解っていた。自分は「最強の初心者」であると 笑
「熱意」は無くなったけど「楽しめる」様になってきた。