山って誰のもの? 2
正月休み、ひさしぶりに山に行った。夜景も見ようと少し早目に出た。
先客が一人。常連のおじさん。コンロで「餅」を焼いていた。
続々と人が登ってくる。
一組の年輩夫婦が到着。
「ここがいいな」
おもむろにシートを広げる。
「そこにシート広げると他の人が見えなくなりますよ!」常連さんが言った。
そりゃそうだ。ここの「特等席」は2畳も無いのにそこにシートを広げようとしてるんだから。流石常連、自分は一段下がって陣取っている。
「ああ・・・」
程なく餅が焼けた様で常連さんが周りの人に配りだす。自分も頂き「ありがとうございます!うまいっすね!」とお礼を言う。あからさまの「サトーの切り餅」だってここで食べれば旨い。まあ普通の返事。だが・・・
「よかったらどうぞ」常連さんが年輩夫婦に餅を差し出す。
「ああ・・・うわ・・・デロデロだ・・・」
「何も味しーせん・・・」
もう、これ聞いた瞬間、普段回らない頭が回る回る 笑
こんな場所でバーナーで焼いて上手く焼けるか?
見て解らんのか?真っ白な焼き餅。何処に醤油やきなこが付いてるんだ?
ひょっとしてお餅もご飯も「何か味」がしないと食べれないのかな?
奥さんは注意しないのかな?
あっ今まで注意してきたら、こんな風にはならないか。
いや、都度注意されて堅苦しく生活するより、注意されずのびのびと「思った事をそのまま言う」方がいいのか?
などと考えていたら
「よかったら砂糖ありますよ」
常連さん 大人だわ 笑
反論不可能!ベテランも納得!何故23Cから25,28Cへ流れるのか?
先日、ライド中に答えが出た。何故23Cから25,28Cへ流れるのか。
答えが「美しくシンプル」である為「間違いない!」難しいグラフや数式もいらない。
接地面積がどーの、内圧がどーのと言われても、どっぷり23Cチューブラー、レースはコルサ19、に「青春を捧げたベテラン」程太くなっていくタイヤに疑問を抱えていると思う。
そもそも30年位前にWO、クリンチャーが出始めてパンク修理はいいんだけど、いかんせん「走りが重い」「これからこんなんが主流か・・・」と思った。
ペラッペラのタイヤが出始め、鈴鹿(当時は順周りの超高速コース)などはアルミディープリムに19Cは最高だった。
25Cに乗り始め「まーこんなもんか」としばらく走っていて先日「このタイヤMAXいくつだっけ?」と気になった。完成車に付いている安タイヤなのでMAX7~8だと思い込んでいた。
「9じゃん」意外だった。早速前後「9」で乗ってみる。
「あかん、乗っとれん。」リアはまだしもフロントが「跳ねる」
フロント「8」リア「8.5」・・・「悪くない。むしろいいかも?」
カッチカチ世代の自分には固めなんだけど適度にクッションがある「ボインボイン」とした乗り味が新鮮だった。
「28Cはもっと「ボインボイン」だろうか?」
そう。「男は太くて(大きくて)フワフワのボインボイン」が好きなのだ。
「重量(体重)があっては駄目だがそんなに変わらないなら男は「ボインボイン」を選ぶ。」
どうだろうか?この答え 笑
ど素人でも
奇跡の一枚 笑
いい感じ
ちょっと掛け過ぎ?俺は好き
ライド中、カメラで遊んでみた。写真は「スーパーど素人」だけど周りにいた「バズーカ砲」を構えたおじさん達の気持ちが少し解った気がする 笑
それぞれのスタート
まー毎年恒例の「親戚グダグダ話」
「こんな物(写真のおせち)は俺嫌いだわ~」
「ビールなんて物はよ~」
「ストレスなんて考えとったらよ~」
いや、横で聞いてるだけで十分ストレスなんです、と思いつつとっとと帰宅。残ってる人達は大人ですね(笑)
おせちもらった家の息子さんとは時々「野球」の練習をしてた。センスはあるんだけどガタイが無い。昨年、野球に見切りをつけてしまったそうだ。
人それぞれですが「全員一致」と言える事があります。それは
「新年は始まり時はとっとと過ぎて行く」事です。
今年も「楽しむ為」に「嫌な事」嫌だけどやります 笑
鉄ゲタ 交換その前に 毒舌注意
牛「タイトルと写真が・・・」
隊長「前から気になっていた店行ってみた。すごいよ、おかわりOKご飯にありがちな黄色いガビガビご飯じゃなくてフワフワ!でキャベツにかけるドレッシングが「ニンジン」「ゆず」ってあってこれが美味いんだ!トンカツもかXXよりはるかに美味しいし、それで400円!
でここから強引にタイトルの方へ話を持っていくと(笑)
高い物買って(食べて)満足出来るのは当たり前、その前に安く出来る事やった?って事」
蛙「確かにカーボンホイール買って「すげー!」って思うのは最初だけで段々「やっぱりエンジンか・・・」という夢から醒める様な話は聞きますね」
隊長「まーこれも「価値観」で俺も現役の頃はレース用のホイールほいほい買ったけど一般的ではないわな」
牛「今はデータやらユーチューブである程度結果が見えますね」
蛙「メーカーに「躍らせられない様に注意も必要だけどね」
隊長「本当そーだよな。25Cの方が抵抗が・・・とか俺みたいな「19Cチューブラー最速世代」は納得しないだろうな 笑」
牛「隊長、実際乗ってみてどうですか?」
隊長「俺も「25Cの鉄ゲタ」乗り始めて「嫌っ!」ってなって(笑)ゾンダ?レーシング3?って考えたけど、ふと「待て待て、どっちも所詮WOじゃん!」って結論が出た。
ずーっとチューブラー時代で丁度俺が現役の頃「WO」が出てきた。まーチューブラーと違って出先でパンクしてもチューブ交換で練習続行出来るのはいいんだけど、まー走りが重いこと、重いこと・・・これからこんなん乗らなきゃいかんのか・・・って思った。で、じきに「ペラペラWO」が出てきて少しはマシになったけど「出来れば乗りたくない」のは今も変わらない。ただパンクリスクは25Cが優位なのは間違いないと思う」
蛙「でもチューブラーで普通にライドってハードル高いですね」
隊長「本当そう。安いリム無い、ハブ無い、タイヤ無い、ショップの腕が無い 笑」
牛「具体的方法は?」
隊長「とりあえず次のタイヤ交換でリアはGP5000、ラテックスだね。フロントは昔のチューブラー使ってもいいかな?これで満足出来なかったら俺は「チューブレス」に行く!」
蛙「隊長らしくない答え 笑」
スポーツ 素質と熱意
自分が子供の頃は「遊び」のベースに「走る」があった。とにかく走ってた 笑
当然「トレーニング」としての「意識」は無い。
ある時、親戚のお兄さんが「鉄ゲタ」をくれた。ホイールではなく本当の鉄ゲタ 笑
それを引きずりながら歩いていると脱いだ時「足に羽が生える」感覚があった。
この時が俺の「トレーニング」の始まりだったと思う。単純に「飛ぶ様に走れる」のが楽しかった。
左足が沈む前に右足を出し、その右足が沈む前に左足を出せば水の上を走れるそうだ 笑
当時、運動能力の高い子は「野球」か「サッカー」の2択だった。少しワクワクしながら「野球」の扉を開く・・・「何だこの上下関係は・・・」先輩しかり、監督しかり・・・一日中「早く帰りたい」と思っていた。
周りのチーム、監督からも注目される程度の選手にはなったが本人は「やる気が無い」ので成長も大した事はなかった。「スポーツなんてやるもんか・・・」
トライアスロンが流行り始める。
「これは面白そうだ!」入門用のロードを買い見よう見まねでレースへ。
まともにクロールが出来ない、持久走は真ん中位だったので勝負にならない事は解っていた。
案の定、水泳で最下位グループ。「予想通り」にバイクへ。
「???」前走者が「遅すぎる」。抜いても抜いても前走者は「遅い」
何十、何百人と抜く。
いつしか順位はトップから数える位になりランへ。
「何だこの体の重さは・・・」まともに走れない・・・
バイクで抜いた選手に次々に抜かれ結果は散々。
解ってはいたが、各パートへの自分の「素質」を身思って体感した。
競技としては「自転車一本!」
そこそこ自信があったので結果も出る。そしてトップクラスで走るように・・・
「中学生位だよな?」招待選手のロシア?の子?達。高校生にはとても見えない。
「・・・マジか・・・」
レースは終始その子?達の「鬼引き」
周りの大人達がヘロヘロの中、彼らはゴール後もキャッキャッと遊んでいた。
「おっ!買ったんだロード」「はい!よろしくお願いします!」
「・・・マジか・・・」
ロードデビューの「元駅伝選手」に峠で千切られる・・・
レース中、ブーニョの「お尻」を見ながら(笑)一緒に走ってはいるけど次元がまったく違う事を再確認していた。
「熱意が無くなった」
ロード選手に多いのが「競技」として見切りをつけるとサッパリ走らなくなり・・・太る 笑
ダイヤのエース(漫画、アニメ)を見て「熱く」なる 笑
暇さえあれば、バッティング、ピッチング練習をし、いつしかリーグの「ホームラン王」に。
監督にもなり、最後のバッターを「チェンジアップ!」で三振に取った時に「俺の野球」が完結した気がした。
「この瞬間の為に頑張ったんだな・・・」
黒子のバスケ(漫画、アニメ)を見て「熱く」なる 笑
ドリブル 「・・・出来ん・・・」
ボール回し 「・・・出来ん・・・」
スリーポイント 「・・・入らん・・・」
諦めるのに時間は掛からなかった 笑
オグシオ(バドミントン)見て「熱く」なる 笑
「本当に初心者ですか?」
バドミントン教室で講師に言われた。
「教える事ないので上級者クラスに行ってください」
「・・・」
案の定「相手にならない」
「初心者の相手は嫌!」って上級者の顔には書いてある 笑
うすうす解っていた。自分は「最強の初心者」であると 笑
「熱意」は無くなったけど「楽しめる」様になってきた。
山って誰のもの?
山友に
「最近、週末の日の出時間帯は3密よ」
と教えてもらった。
アクセスよく2時間程登れば絶景が見れるのだから混むのも仕方ないのは解っているが自分は行かなくなった。
理由は単純「ゆっくり静かに景色を楽しむ事が出来なくなった」からである。
犬を連れて来ようが、ホラ貝を吹こうが、ひたすらペチャクチャ喋ろうが、一人勝ってに動画を撮ってブツブツ喋ろうが、その方達の自由であって、静かにコーヒー飲んでボーッと景色を見ていたい自分の「お気に入り」が一つ減っただけの話である。
それぞれ「自分の好きな場所」で「好きな事」をしているだけであって、今の所「問題」にはなっていないが、役所に「苦情」というかたちで「問題」になる可能性は十分にあると思う。
昔アルプスで「問題」になっていたのは「煙草」である。
方や「大自然の美味しい空気」を吸いに登り、方や「大自然で美味しい一服」である。
これは完全に自分の「偏見」だが「煙草を吸う日本人」は周りに迷惑をかけている自覚が足らない気がする。逆に外人(西洋系)は「こっちが風上だから場所変わって欲しい」とか、誰から言われずも「その場の風下」にいって吐く時は顔を後ろや横にする人が多かった。
個人所有の山であれ「入山禁止」と張られたロープを切って景色を楽しむのが「人間」なので、真面目にやるより少し弾けた方がいいのかな?とも思うが、そんな人達もしばらくすれば、年齢や事情等で来なくなる。
で「新しい人達」がやってくる。これを何度繰り返しても山は文句も言わず待ってくれている。そして「今日も来たよ、よろしくね!」という人に「ワーーーッ!今日もいいね~!」と感動という御褒美」をくれる。
誰のものでもない。山はいつでも待ってくれている。
保全活動の皆様「ありがとうございます!」